Graduate School of Business Sciences, Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba
Degree Programs in Humanities and Social Sciences

Yasunori Sumidai

German Linguistics (Semantics/Pragmatics)

研究内容・研究課題

これまで、ドイツ語の名詞句(定冠詞・不定冠詞付き名詞句や人称代名詞)がもつ(文学作品における)テクスト構成上の機能や、ドイツ語の接続詞aberの機能について考察してきました。最近は、aberの「心態詞」としての使用について検討しています。表現の選択から読み取られる事象認識・評価、明示されることなく伝わる前提や含意、相手の知識状況に関する評価が反映される表現などに興味があります。

メッセージ

„Wer Fremdsprachen nicht kennt, weiß nichts über seine eigene.“
「外国語を知らないものは、自らの母語について何も知らない」という意味のゲーテの言葉です。もちろん、自らの母語だけでなく、知っている(つもりの)第2、第3の言語であっても、相対化することであらためて見えてくる興味深いことがあります。ドイツ語を知るためだけでなく、それ以外の言語を知るためにも、ドイツ語学に取り組んでみませんか?

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