研究内容・研究課題

日本語の格の研究(複合辞を含む)を中心に、格と関わるヴォイスの研究(受動文や動詞の自他など)、動詞の語彙的な研究(類義語の分析など)を行っています。記述的研究の立場から、コーパスを用いて実証的に、また、周辺的、個別的に見えるような現象にも注目しながら、一般的な記述を目指しています。

研究室紹介

日本語の格助詞を中心とした助詞の研究、受動文、動詞の自他などのヴォイスの研究、あるいは動詞に関わる研究の指導を行っています。留学生も数多く指導してきましたが、留学生の場合、対照研究を中心とした中国語、タイ語、ベトナム語などの受動文の研究の指導も行っています。 また、コーパスを用いた研究の指導にも力を入れています。

最近指導した博士論文

日中離脱を表す動詞の意味論的研究
現代日本語における助詞「に」の研究―並立助詞・接続助詞・複合辞の「に」を中心に―
形式名詞と結合する助詞「を」の研究―「中を」「のを」「ところを」を中心に―
現代日本語における助詞「ト」の研究―引用の周辺にある「ト」を中心に―