筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院
人文社会科学研究群人文学学位プログラム

Subprogram in Linguistics

Staff

Hiroko Sawada

Japanese Linguistics,Japanese Language Education

研究内容・研究課題

現在、継続中の研究課題は以下の通りです。

  • 「学びの場におけるCLD生徒の言語使用の分析とデータベースの構築」(科学研究費・基盤研究(B), 研究代表者:澤田浩子, 2022.4-2026.3)
  • 「オンライン学習による日本語初期指導のための基礎研究」(茨城県教育委員会委託研究, 研究代表者:澤田浩子, 2020.7.-)
  • 「高等学校における効果的な日本語指導・教科指導の実践等に関する研究」(茨城県教育委員会委託研究, 研究代表者:澤田浩子, 2022.6-)
  • 「多言語・多文化共生社会の教育課題リサーチ・ユニット」(研究代表者:澤田浩子, 2020.10-)

研究室紹介

日本語の構文、談話、コミュニケーションを主な研究領域としています。談話分析、日本語教育、フィールド調査など、それぞれのテーマに応じた手法で研究が行われています。

これまで指導した博士論文・修士論文については以下のものがあります。

【博士論文】

『現代日本語形容詞の多義性を支える文法的な制約に対する認知意味論的研究』(2024年)
『地域社会の商店で生じる会話に関する談話分析的研究』(2022年)
『現代日本語における統語的述語名詞の研究』(2022年)
『認識更新標示「へー」の使用と相互行為の進行性に関する会話分析的研究』(2020年)
『日常生活に生じる会話終結の記述―活動の連続からみる会話の組織―』(2016年)
『日本語と中国語の可能・難易表現に関する認知論的・語用論的研究』(2014年)

【修士論文】

『教科学習言語能力の発達途上にある子どもたちへの学習支援の在り方』(2023年)
『日中両言語の談話産出タスクに基づく中国人日本語学習者の受身文使用事態の分析』(2023年)
『日本語とベトナム語における願望疑問文の対照研究-「~たい」と “muốn~”を中心に-』(2023年)
『サービス場面における制度的会話と雑談の分析』(2018年)
『統語的述語名詞の構造に関する研究―「-ぱなし」を中心に―』(2018年)
『中国人日本語学習者のあいづちのバリエーションの習得研究―来日留学生の経時的調査を通して―』(2015年)
『接続助詞としての「かわりに」の文解釈と意味・機能』(2013年)
『会話の「盛り上がり」とは―自然会話における笑いの表出に注目して―』(2013年)
『会話終結の構造と予測可能性―制度的会話と日常会話の比較から―』(2011年)
『可能・難易表現の日中対照研究』(2010年)

メッセージ

普段の生活の中から研究のヒントを見つけ出す視点と、研究の潮流の中で自己の方向性を見極める視点、どちらも養っていくことが重要だと思っています。
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